質問の様子は以下よりご覧ください。
【名古屋市会 本会議録画中継(外部リンク)】
〇オアシス21北西部横断歩道の安全確保について
この秋、久屋大通の北エリア・テレビ塔エリアは、公園と店舗が一体となった「Hisaya-odori Park」としてリニューアルします。減税日本ナゴヤの豊田かおる議員は、工事完了後の歩行者の安全確保などオアシス21北西部の交通課題について質問しました。
【豊田議員】
オアシス21バスターミナルの出口を左折、南進した横断歩道は、次々とバスが出車するため、歩行者にとって危険が伴う横断歩道だった。時間帯、曜日によっては、歩行者の横断が途切れず、バスターミナルから出車するバスや一般車両で渋滞しており、出口は一度の青信号で3台しか左折できないという声もあった。現在は久屋大通公園が工事期間中のため、横断歩道が一時的に封鎖されており、交通の流れもスムーズだが、久屋大通公園完成後に横断歩道が復旧されると、横断歩道を利用する方が増え、市バスが左折、南進する際に歩行者の危険が増大することが懸念される。
工事以前から出ているバス乗務員の要望はどのようなものか。また、工事の前後で、横断歩道を渡る歩行者の安全管理や市バスの運行状況はどのように変化しているのか。
【交通局長】
栄バスターミナルは、平成31年3月にオアシス21に統合した。バス営業所からは、統合後も円滑にバスが運行できる環境を求める要望が出されていた。また、南側横断歩道封鎖前でも歩行者が横断する間の車両の待ち時間はあったが、歩行者用信号が赤になった後、車両用信号が青のままである時間が長めに設定されており、支障はなかった。
【豊田議員】
新しく久屋大通公園が誕生すると、小さな子どもや高齢者も含めて歩行者数が増大する。大型バスが何台も通る状況は大変危険だ。歩行者の安全確保及び市バスの円滑な運行の観点から、この南側横断歩道復旧についてどのように考えるのか。
【住宅都市局長】
歩行者の動線を考える上で、交差点での渋滞対策や歩行者の安全確保は重要だが、南側横断歩道は、歩行者の安全を確保するために必要だ。工事完了後は、警察との協議に基づき、速やかに必要な対応策を取っていく。
【豊田議員】
久屋大通公園完成後、この横断歩道にどれぐらいの歩行者が渡るようになるかわからない。歩行者の安全確保、市バスの円滑な運行、地域の住民の声、歩行者の動線の状況を把握し、利便性と安全面を検証する社会実験をしてはどうか。市長の見解は如何に。
【河村市長】
バスターミナルから出るバスが一日1200台通る横断歩道だ。市バスのドライバーからもヒアリングをし、工事完了後は、社会実験もやって、どういう方法が一番安全か考えることが大切であり、そのように指示している。
〇QRコードを使って外国人市民にゴミ分別マナーの周知を
【豊田議員】
中区は人口9万人を超える市民のうち、12%が外国人で、全国の行政区の中でも3番目に高い比率だが、日本語がわからない外国人でゴミの出し方がわからなくて困っている方がいるという話を聞く。本市のゴミ分別アプリ「さんあ~る」は、多言語に対応しており便利だ。ダウンロードを促進するために、ごみ置場にQRコードを設置してはどうか。
【環境局長】
分別アプリのダウンロード数を増やしていくことが重要であり、QRコードの活用の検討も含め、より一層積極的な広報・啓発に努めていく。