5月22日、ウィルあいちにて、「女性のキャリアの今を考える」をテーマに意見交換会を開催いたしました。意見交換会は昨年12月に次いで2回目。今回から「O-EN会議（おうえんかいぎ）」と名づけ、定期的に開催してまいります。文字どおり「市民の皆さまを応援する」との思いからのネーミングです。
今回は40代の女性を中心に10名の市民の皆さまにお集まりいただきました。様々なバックグラウンドの方から仕事や家庭の課題と市政への要望を数々伺うことができました。
後日YouTubeチャンネルでも公開いたします。
【会議を終えて議員からひと言】
田山議員
女性の起業に関する課題について「この地区は特に女性の独立志向は弱く、起業という選択肢はなく、特に親の姿を見て育つので、女性は家庭に入るという常識が身についてしまっている。」等の意見がありました。また、女性が働く環境についての課題では「いろいろとチャレンジしてみたいが、子育てとの両立が社会として当たり前になるような意識改革が必要であり、経営者の考え方も古い時代のまま止まっている企業が当地域には多く存在する。」との意見をいただきました。
豊田議員
体験談に基づく様々なお話をお伺い、「確かにそうですね」と頷くことばかり。
仕事と子育てに奮闘されるお母さんのご意見に基づき行政の施策を講じる必要があると、以前にも増して思いました。その為にも、この会を継続していきたいですね。
一方で、子育てに専念したくても、働かなければ子どもを育てていけない境遇にある方が心と身体が疲れて苦しくならないように、行政が応援していくことも必要だと感じています。
大田議員
女性の社会進出について各分野で活躍される女性からご意見をいただき、皆さんそれぞれに問題意識をお持ちで大変勉強になりました。
法律や条例を作ることも良いのですが、現行の労基法をしっかり守らせる事で随分解決することもあるように感じます。障害者雇用促進法でも罰金払っても雇わないといった意識改革を望む企業も多数あります。
