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「市立学校の修学旅行の実施等にかかる要望書」を教育長に提出しました。

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減税日本ナゴヤは、7月6日、名古屋市教育長に対して「市立学校の修学旅行の実施等にかかる要望書」を提出しました。
今回の要望書は、新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言が解除された下で、再開された学校での修学旅行等に関するものです。
要望書の全文は、下記の通りです。

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令和2年7月6日

教育長 鈴木誠二 殿

減税日本ナゴヤ
佐藤 ゆうこ

市立学校の修学旅行の実施等にかかる要望書

令和2年5月31日、新型コロナウイルス感染症の拡大により、国において発出された新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく緊急事態宣言が解除されました。

本市の市立小中学校・高校、特別支援学校は再開されたものの、児童・生徒の感染に対する不安は払拭されてはおりません。
そのようななか、6月23日に名古屋市教育委員会は、新型コロナウイルス感染症防止対策を講じた上で、児童・生徒の思い出となる修学旅行の実施を認める通知を各校に出しております。マスク着用や旅行中の検温を要請するとともに、換気などを徹底した上で、思い出となる修学旅行を楽しんで貰いたいと考えております。
つきましては、下記の事項を要望いたします。

1. 修学旅行を実施する場合においては、鉄道や貸し切りバス、宿舎等のあらゆる場面を想定して、感染症対策に備えること。例えば、鉄道移動時のマスク着用と大声での会話の自粛、貸し切りバス移動時の休憩、こまめな換気、座席の配置等への配慮、就寝時の児童生徒間の距離を十分に確保できる宿泊施設の選定、室内での大声発声の自粛、身体の非接触、会話時のマスクを着用等に留意すること。

2. 新型コロナウイルス感染症の第二波の影響等により、仮に修学旅行が中止となった場合には、保護者の収入が減少し、生活が困窮する世帯が増加していることを踏まえて、旅行費用等生じたキャンセル料については、本市が負担し、保護者に負担を強いることがないようにすること。

3. 児童・生徒の不安を払拭するために、本人に寄り添い出来る限り面談し、心の状態を確認すること。また「心とからだのチェックリスト」を月一回以上実施し、心身の変化について継続的に注視し、子ども応援委員会やスクールカウンセラー等と連携し適切に対処すること。