減税日本ナゴヤに復団した前田えみ子議員は、8月25日、「不適切発言における再度の謝罪と復団について」を発表しました。全文は以下の通りです。
不適切発言における再度の謝罪と復団について
減税日本ナゴヤ
前田えみ子
このたびの復団に関しまして、私自身、しっかり、この間の経緯と再度の謝罪の意、及び今後の決意を表すべきと考え、この機会を頂戴いたしました。
2019年9月の都市消防委員会において「伊勢湾台風のせいで街がきれいになった。」との私の不適切発言により、死者、行方不明者1,800人を超える甚大な被害を受けられた地域のご遺族の皆さまを始め、多くの方々の心を深く傷つけてしまったことを改めて心よりお詫び申し上げます。
この発言の意図は「伊勢湾台風の被害により、街が壊滅的な状況になったものの、市民の皆さまのご努力により再興され、街がきれいに整備されたこと。」でありました。古地図には歴史を物語る町名がつけられていることから、防災対策に、古地図を活用することを提案するための発言でした。決して悪意を持っての発言ではありませんでしたが、言うべきことを言えなかった自身の責任と言葉の重みを今更ながら痛感しております。
2019年9月20日の発言以降、9月26日の理事会において、私の委員会の異動に伴い、当時の団長、幹事長、経済水道委員長の連名により、「同じ過ちがあった場合は、減税日本ナゴヤとして、責任を負う」との内容で、書面(別添)を提出し、会派として、一定のけじめをつけさせて頂きました。しかし、その翌9月27日に、市民の皆さまから議長あてに、私の発言に対する抗議文が提出されたことを受け、改めて、不適切発言をしたことの重大さ、市民の皆さまを深く傷つけてしまったことへの自戒の念から「市民の皆さまに不快な思いをさせて本当に申し訳ありませんでした。」と、先ずは謝罪をさせて頂き、会派を離団することにより、最終のけじめと致しました。
私としましては、抗議文を頂いた方だけではなく、その他にも不快な思いをさせてしまった多くの方々に対しても、同じように謝罪をさせて頂きたいとの思いから、公の場で、市民の皆さまへの謝罪とさせて頂きました。こういった経緯を何卒ご理解賜りたいと思います。
この2年の間には、河村代表や減税日本ナゴヤから、復団の話もありましたが「戻りたくても、今は戻るべきではない。」との思いから、今日に至りました。
そして、この間、伊勢湾台風の被害者の慰霊碑3か所(「くつ塚」、「観音公園」、「母子像」)にお許しを頂くため参拝し、お詫びをして参りました。
今後も、自らを戒め、会派とともに、反省と勉強を重ね、少しでも、皆さまのお役に立つように精進してまいります。市民の皆さま、議会の皆さまには、今後とも、ご指導のほど、よろしくお願い申し上げます。