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【令和元年9月定例会・河本議員の個人質問】常勤スクールカウンセラーの活動の充実で、よりよい子ども応援委員会に

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質問の様子は以下よりご覧ください。
【名古屋市会 本会議録画中継(外部リンク)】

〇常勤スクールカウンセラーの活動の充実で、よりよい子ども応援委員会に

「なごや子ども応援委員会」は、市内を11ブロックにわけ、臨床心理士等のスクールカウンセラー、社会福祉士等のスクールソーシャルワーカー、教育現場と家庭・地域の協力体制を図るスクールアドバイザー、元警察官を活用したスクールポリスを配置し、様々な悩みを抱える子どもや親を専門的かつ総合的に支援する組織です。制度開始から6年目の今年度は、市内のすべての市立中学校に常勤のスクールカウンセラーが配置されました。河本議員は、子ども応援委員会が、他都市に先駆けた成功モデルとして他都市をけん引していく存在となるために、常勤スクールカウンセラーの活動をより充実させることを求めて質問しました。

【河本議員】
子ども応援委員会は、昨年度までの5年間で6万件を超える相談を行い、利用した子どもたちの声からも高い評価を得ているが、一方で、利用しなかった子どもたちの声にも改善のヒントがあると考える。6年目に入った子ども応援委員会の現状を把握するため、スクールカウンセラーを利用しなかった理由も含めてアンケートを実施し、ニーズを把握すべき。

【教育長】
全中学校に常勤スクールカウンセラーを配置するようになった状況をふまえ、今後抽出調査による生徒対象のアンケートを実施する予定であり、利用状況についても聞き取りを行う。

【河本議員】
私もこの春からPTA役員となり、学級委員懇談会に参加した。保護者から子どもたちの不安や普段の様子、疑問などが教員に語られたが、せっかく常勤になったスクールカウンセラーが参加していなかった。常に子どもたちのそばにいて、子どもたちが見守られているという安心感をもてるよう、常勤としての利点を更に生かすための工夫が必要ではないか。

【教育長】
スクールカウンセラーなど応援委員会の職員が、直接保護者の状況に触れることは大切だ。学校行事への参加機会を活用するなど、生徒や保護者のニーズの把握に努めながら、より的確な対応につなげたい。