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【令和元年11月定例会・豊田議員の議案外質問】地域課題を解決する支えあいの力を広げるための施策の充実を

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質問の様子は以下よりご覧ください。
【名古屋市会 本会議録画中継(外部リンク)】

〇地域課題を解決する支えあいの力を広げるための施策の充実を

社会的孤立がひとり暮らし高齢者だけでなく若年層にも広がるなか、孤立死や虐待など深刻な社会問題と結びついています。減税日本ナゴヤの豊田かおる議員は、民生委員として地域で活動してきた経験もふまえ、課題解決のための地域コミュニティの取り組みについて本会議で質問しました。

【豊田議員】
地域課題の解決には、多様な地域福祉の担い手が必要であり、身近なご近所同士が助け合う「近助」の力が大切。住民同士の助け合いの形として、ご近所ボランティアに登録して活動するとボランティアポイントがたまる「地域支えあい事業」があるが、取り組み学区が266学区中89学区と、広がっていない。ボランティアには、簡単なゴミ出しなど小中学生でも取り組める活動もあるが、取り組み学区を広げていくためにも、ご近所ボランティア登録を、子どもや親子に広げてはどうか。

【市民経済局長】
ボランティアとして参加されている方の約70%が65歳以上の方で、20歳未満の参加者は0.3%。若い世代の参加を増やし、地域全体で盛り上げていけるように支援していくことが課題。新たな担い手を増やすための方策について検討していく。

【豊田議員】
ボランティアポイントの還元方法として、マナカチャージ券を選択肢に加えてはどうか。また、マナカのチャージ金は、電車やバスだけでなく、電子マネーとして買い物にも使える。地域の事業者が地域活動に参加するきっかけにもつながり、寄付や協力のよびかけもすすめてはどうか。

【市民経済局長】
ボランティアポイントは、現金や寄付、授産製品など様々に還元されているが、マナカチャージ券も、参加意欲を促進する効果的な還元方法の一つとして、学区に提案していきたい。名古屋市社会福祉協議会の福祉基金が、地域支えあい事業などの意義ある事業に役立てられていることを伝え、さらなる寄付の協力につなげていけるよう、市としても協力していく。

【豊田議員】
ICカードを利用したポイント還元は、他の事業やボランティア活動にも応用できるのではないかと考える。積極的な取り組みを要望する。